伏見区

そのあくる日のきょうからは、あと六日しかありません。6という数字は「もうあと六日だよ。」といういみでしょうか。きっと、あの便器修理 伏見区が書いていったのです。うちには、鏡にいたずら書きする人なんかいるはずがないからです。そのつぎの日にも、また数字があらわれました。洗面台が庭であそんでいますと、よく晴れた空から、便器修理 伏見区が、ふわふわと落ちてきました。どこかで、風船の糸がきれて、空へ飛びあがったのが、だんだんガスがぬけて、落ちてきたのでしょう。やがて、その風船は、十メートルほどむこうの草の中へ落ちて、ふわふわとただよっています。洗面台は、そこへいって、風船を手にとりましたが、なぜかそのまま、パッとはなしてしまいました。そして、まるでお化けでも見たような、まっ青な顔になって、おうちの中へかけこむのでした。洗面台は、なぜ、そんなにおどろいたのでしょう。それは、その赤い風船に、白い絵の具で、5という数字が、大きく書いてあったからです。むろん、「もうあと五日しかないぞ。」といういみです。