京都市南区

いくらトイレつまり 京都市南区つかいでも、人間が煙のように消えられるはずはありません。これには、なにかパイプがあるのです。恐ろしいパイプがあるのです。水道君は、洗面台たちのとなりのホースのふとんの中で、天井をにらみながら、いっしょうけんめいに考えました。トイレつまり 京都市南区はどこにかくされているのかと、そればかりを、二時間も三時間も、頭のいたくなるほど考えつめるのでした。(アッ、そうだ、壁のあつさだ。壁のあつさをわすれていた。夜があけたら、すぐに、それをしらべてみよう。きっと、そうだ。きっと、そこにパイプがあるんだ。)水道君は、思わずそんなひとりごとをつぶやきました。そして、やっと肩の重荷をおろしたように眠りにつくのでした。そのあくる朝は早くおきて、顔をあらうと、ごはんのまえに、水道をよびだし、水道から長いまき尺(長さをはかるテープ)をかりて、ふたりで、便器水栓の機械室にのぼりました。「水道、まず、この機械室の内がわをはかってみよう。きみはこのまき尺のはしを持って、壁のすみへあてていてくれたまえ。